2021/06/26 01:48

こんにちは


私達のおすすめ映画や好きな監督などをご紹介していけたらと思います〜
※完全なる独断と偏見で綴らせていただくのでそこはご了承くださいませ!

今回は7月2日(金)から都内4つの映画館から皮切りに上映する
『ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021』をご紹介させていただきます。

『ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021』


https://longride.jp/jimjarmusch/


1986年に日本で初めて劇場公開されてから35年の時を経て、
初期作から最新作まで豪華12作品が一挙スクリーンに集合! この貴重な機会を見逃すな。
【ジム・ジャームッシュ監督・脚本 12作品】

(映画『ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021』公式サイト引用)

私にとってジム・ジャームッシュ監督に作品はシネフィルの作品を好むきっかけとなったといっても過言ではない。
劇中の世界観やファッションなどは今でも参考にするくらい色褪せないジム・ジャームッシュの世界観はやはり唯一無ニな気がします。

まだ見てない作品もあるのですが、私は処女作の『パーマネントバケーション』が好きです。

Permanent Vacation』(1986)




ニューヨーク大学在学中に卒業制作として撮影された、ジャームッシュ初の長編映画。主人公の少年パーカーは社会に適応できず、あてもなくNYの裏街をさまよっている。さまざまなアウトサイダーたちとの出会いと別れを繰り返し、彼は自己の旅の行先を徐々に見出していく。(映画『ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021』公式サイト引用)

この作品は静寂かつ淡々と物語が進んでいく
その場に佇み、時間が過ぎていく
こんなにも淡々としたストーリーなのだが、自分語りがとても詩的で、主人公の儚さを演出している。

特に最後の青年が船に乗るシーンで青年の語りが印象的であり、この物語、人生、そして映画の道標を指している気がした。


『Let's just say, I'm a certain kind of tourist. A tourist that's on a ...permanent vacation』
          『言うなれば、僕は旅人だ。 終わりのない休暇だ。』




このセリフがとても好きで、ブランドの定番ロンTのバックに引用させていただきました。(商品宣伝すみません、、、)





今回は12作品が都内4館で上映されるそうです。
(新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、アップリンク吉祥寺)

まだ見たことない方も見たことある方も是非この機会に映画館で見てみるのもいいですね。
私も見たことない作品もありますが、今回は一度見た作品をまた見返そうかなと思っております。

それでは本日はこのへんで!
ありがとうございました。