2021/06/10 18:17

こんにちは


私達のおすすめ映画や好きな監督などをご紹介していけたらと思います〜
※完全なる独断と偏見で綴らせていただくのでそこはご了承くださいませ!

今回は4月9日(金)から全国で上映している今泉力哉監督の最新作『街の上で』をご紹介させていただきます。

『街の上で』


https://machinouede.com/topics.html

今泉力哉監督が、変容する“文化の街”下北沢を舞台に紡ぐ、

古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての物語。

古着屋で働く荒川青は、恋人に浮気された上にフラれたが、いまだに彼女のことが忘れられない。そんな青のもとに、美大に通う女性監督から自主映画への出演依頼が舞い込む。行きつけの飲み屋では常連客から「それは“告白”だ!」とそそのかされるが——
(映画『街の上で』公式サイト引用)


今泉さんの作品は『愛がなんだ』の作品で私は知りました。
今泉さんの作品に出てくる登場人物はどこか憎めないキャラクターでありそして少しクセがある。
だがそのクセこそが人となりをうまく表現されているのではないかと私は感じる。



普遍的なストーリーなのだが人間模様が細かく描写されているため、共感しやすい
みんな一度は経験したことのある想いが込み上がるため、初めてみた映画なのにどこか懐かしいとさえ思えた。

個人的に終盤の主要人物が出くわし、言い争うシーンは笑えた。
これはあくまで個人的な感覚ですが、どこかゴダールやウディアレンの作品にも伺えるスクリーンに映る人間の滑稽さが招いた惨事がまるでコントみたいに見える部分とリンクしている気がして今泉さんの映画愛が垣間見えた気がしました。


この作品は絶賛公開中でございますのでみなさんお時間ある方はぜひご覧になってみてください。
それでは本日はこのへんで!
ありがとうございました。